一人っ子のままでいいのかな、兄弟はやっぱりいた方がいいい?
という悩みを持っている人は多いですよね。
私は子供が3人いますが、
上の子と真ん中の子の年の差は4歳。
途中まで一人っ子、途中から兄弟がいる子供達を見てきて感じたことをまとめました。
目次
一人っ子の場合

メリット
- お金をかけられる
- 時間をかけられる
- 親や祖父母の愛情が全部受けられる
お金も時間も全て一人の子に使えます。
教育に関しては全てその子にお金をかけてあげられるので、
例えば何かやりたい事があれば、時間やお金をかけて全面的にサポートしてあげる事ができます。
これはとても大きなメリットだと思います。
また、少し大きくなってしまえば手がかからなくなり、
親にとっても自由な時間が増えて負担も一気に減ります。
親や祖父母の愛情は全てその子に向けられるので、
兄弟がいるからと我慢したり不便なこと
というのはないでしょう。
デメリット
- 手をかけ過ぎてしまう
- 家での遊び相手、コミュニケーションをとる人が大人しかいない
- 親が死んだら肉親がいなくなる
私がやってしまったな、と思うのは、初めての子という事もあり、
不必要に手をかけ過ぎたり干渉し過ぎてしまった事。
家庭それぞれ環境が違うかもしれませんが、
子供に目が行き届くという事もあり、自分でできる事をつい親がやってしまったりとか、
何か子供にトラブルがあったら必要以上に干渉してしまう事があります。
また、家には大人しかいない為、普段友達と遊ぶ機会がなければ大人としかコミュニケーションを取れません。
大人がいつも構ってあげられるならいいのですが、
仕事や家事で忙しい場合は、ゲームやタブレットを渡して
これで遊んでて、という状況になる事も多いです。
特に大きなデメリットとしては、最も近い存在の両親が
病気になったり死んでしまった時に
相談したり頼れる肉親がいなくなってしまう、という事。
兄弟がいる場合

メリット
- 遊び相手がいて、そこから学ぶ事がある
- それぞれ違う個性を持った子供を育てる事で経験値が増える
- 両親が死んでも、兄弟で支え合える
子供達は常に楽しい事を求めています。
ですが、親がそれに全て応えるのは難しいです。
なので子供同士で遊んでくれると助かります。
更に喧嘩したり遊んだりする事で、少なくとも
家庭内の人間関係を日々学んでいるな、と感じています。
子供を3人育てていて思うのが、同じ親から産まれても
全然違う個性や性格を持った子供達です。
大人しい子もいれば、やんちゃな子もいます。
子供はこう、という固定観念がなくなり、
他人の子供にも寛大になれる気がします。
もう一つのメリットとして、自分(親)が死んでも兄弟がいれば助け合える、という事。
基本的には親は先に死んでしまいます。
もちろん子供にとって信頼している人生のパートナーがいれば良いかもしれません。
でも多くの人にとって、自分の親・兄弟(肉親)と人生のパートナーは、心の中で別のカテゴリーにいるのではないでしょうか。
一緒に住んでいなくても、心の支えが家族だったりとか。
私が3人産んだ理由も、自分が兄弟にとても助けられている事から、子供達にも将来助け合って生きて欲しいと思ったからです。
デメリット
- お金がかかる
- 子育ての大変な時期が長くなる
- 子供が多いとそれだけうるさい、部屋も散らかる
- 親が全員を見れない
- キャリアを目指している場合、何度も中断する
子供一人の教育費が約1000万円と言われているので、
1000万×子供の数だけ教育費が増え、
更に一人にかける金額にも限界があります。
もちろん、生活費も上がりますし、
どこか遊びに行っても人数分の入場料、宿泊代、交通費、外食費、とかかります。
そして、もう一人産む、となるとまた赤ちゃんのお世話、病気、トイレトレーニング、イヤイヤ期…などの一連のイベントが待っています。
子供が集まると正直うるさいですし、その分部屋も散らかり家事も大変です。
子供を平等に見る、という事が難しくなります。
下の子優先になったりして、大きい子は我慢しています。
働くママにとって何度も出産で休むとなると、
フルタイムの女性に比べてキャリアの形成が難しくなる事も。
実際私も時短、という理由で昇格をしぶられた経験があります。
まとめ
一人っ子ではお金や時間がメリットに属しているのに対して、
兄弟がいる、だとお金と時間はデメリットに。
ただ、何を優先にするかはそれぞれですし、どの選択をしても、幸せな事と大変な事があります。
私は3人いるからと言って沢山いる方がいいよ、と言う訳ではなく、
それぞれのメリット・デメリットを踏まえてどういう家族にしたいか夫婦で話し合う事も大切です。
一人っ子だったとしても、兄弟がいたとしても、
その環境で幸せになる事が大事だな、と思っています。